おじさんがくれたもの。
おじいちゃんとおばあちゃん、お母さんとおじさん(お母さんの弟)、それから私とで、巣鴨のお寺さんにお墓参りへ行きました。おじいちゃんのお友だちがいるところ。
親戚でもなんでもないけれど、おじいちゃんのおうちに遊びにくるこのおじさんを私たちはすきだった。
本がすきで、出先ではいつもわきのしたに本を挟んでいたおじさん。
買い物に行けば、「本屋行ってくるね」とふらっといなくなってしまう。そのうしろをこっそりついていって、欲しい本の前でじっとしていると、おじさんはそれを買ってくれた、何冊でも。
「ゆりちゃん、本は読んだほうがいいよ」とよく言っていた。普段はとても静かなひとだったけれど、それだけは何回も何回も言っていた。
小学生だった私の休日の楽しみといえば、お父さんに隣町の図書館へ連れて行ってもらうこと。ランドセルの中にはいつも本を忍ばせている子どもだった。
私の本好きは間違いなくおじさんの存在があったから。
おじさんは入手困難な本も次の日にはどこからか探して買ってきてくれた。
舟和の芋羊羹、梅園のあんみつ、今半の牛肉、生ハムの美味しさを教えてくれたのもおじさんだった。おじさんは一切食べないそれらをお土産に、ふらっとおじいちゃんの家に遊びにくるのだった。
土手沿いを、まだ小さい男の子が自転車をまたぐその横で、母親はキックボードをこいでいる姿を車中からみた。陽のひかりがその親子に向かって降り注いでいた。
今日一番、私が見たかったものはこれだと思った。
会いにいく。
おじいちゃん、おばあちゃんのおうちに泊まりに来ています。とっても久しぶり!
実家からほど近い距離にあるので、小さい頃はよく遊びに来ていました。
手ぶらでひょいっと来て、ここのおうちにある洋服をなんでも着て(おばあちゃんは私が来ると思っていつも新しい下着を買っておいてくれた)、お腹いっぱいご飯を食べて寝る。
おとなになるにつれてその回数は減っていったけれど、久しぶりに時間を作ってこうして泊まりに来るとむかし考えていたことだとかを思い出したりします。
昨晩は17〜21時くらいまで3人でお話をする、ビール(秋はやっぱり瓶ビールがいいですねえ)をいただきながら。
夜、友だちと電話をした際に、「逢いたい人に会いに行くというのはもうほんと自分の気持ちの問題で、会いに行こうと思えばいくらでも時間は作れる」という話をする。
昨日だってここに来たのは16時半を過ぎていて、今日だって10時には出なければならないのだけど、それでも私は来たかった。
大すきな生ハムとチーズ、それから美味しいパンだとかをたくさん買って待っていてくれたおばあちゃん、どうもありがとう。
おじいちゃん、私はあなたといろんな話をするのがとてもすきです。
今日の夜は沖縄で一緒だった男の子、女の子と会います東京で!とてもたのしみで不思議なかんじ。素敵な夜になる予感。
たましいのレベル。
朝起きて部屋のそうじをしたあと。帰宅してすぐ。そして眠る前にすることといえば、部屋でお香を焚くこと。部屋にいのちを吹き込む作業だと思っています。主がいますよ、と部屋に伝えているのです。
人形町の松栄堂さんhttp://www.shoyeido.co.jp/menu.htmlの雰囲気と品揃えがすきで、お世話になっています。最近はもっぱらこのかほり。
【花散里】
五月雨の珍しく晴れ上がったある日、
源氏の君が会いにいったのは、
かつての思い人・花散里。
そばにいて心休まる花散里の存在は、
源氏の心に
やさしく染み通ります。
二人の満ち足りた心となつかしさを、
橘のすがすがしい香りで表現しました。
付属の紙に書かれている上記の文章もお気に入り。
むかしペンネームとして「花散里」を使用し短い文を書いたことがあったのですが、それを見たお友だちが、「花散里ってゆりちゃんでしょう?」と気付いた!なんと!私の書く文章はすぐわかるよという方でした。
昨日発売の週刊新潮
すっかり秋の装い。
本日購入した本たち
お金の真理/斎藤一人
21世紀は男も女も“見た目”が100%/〃
東京にいるあいだはお金の勉強をとことんしたい私です。
今日気付いたことのひとつは、あまいものを食べるとひとにやさしくなれるということ。ちょっとからだが疲れていて、そういう時に人様にやさしくするのはなかなかむつかしい。だったらチョコレートでもプリンでもありがたくいただいて、まずは自分にやさしく。そうしたら自然と余裕が生まれてあら不思議。
私は朝、(パフェみたいになっている!)プリンを食べて、お昼にあま〜い菓子パンの一かけをいただきました。
まかないは生姜焼き!美味
東京でもぐんぐんレベルを上げている。何の?たましいの。
「食べることについて」
今日からしばらくは東京娘です。
最近はずっとアイマスクをして寝ているのだけれど、夜中に一度起きて時計を見ようとした時に、どうやらアイマスクをおでこにのせた状態にしたままふたたび眠ってしまったらしい。朝起きたらおでこにそれが乗っかっていた。朝日が眩しい。前髪がぴょんとなっていた。
6:53久しぶりに紙兎ロペを観る。
久しぶりのバス。久しぶりの東京勤め。何から何まで久しぶり。
今日斎藤一人さんの本を読んでいたらとってもいいことが書いてあった。
突然ですが「食べることについて」。
生きていく上で食べることというのは重要で、私にとってそれはむつかしい。だからこそブログに書いてみようと思った。そう、実はこれは食のブログなのですほんとはね。
食べたものについて、それから本棚を見られることが裸を見られるより恥ずかしいと思っている私が、食べることと読んだ本のことについて記したブログ、それが「神さま、わたしを食べてください」です。
食べたものと読んだもので私のカラダはできあがっている。
Q.食べることがむつかしい?
A.はい、上手に食べなくっちゃとあたまのどこかで思っている自分がいるのかもしれません。
そしたら、一人さん。
「しあわせになるためには強くならないといけないの。だから、食べ物は強くなるために食べるんです。それで、強くなると自分を助けられるようになるの。さらにもうちょっと強くなると、人を助けられる人になれるんです。」(変な人の書いた世の中のしくみ/斎藤一人より)
ですって。
あたまの中で何を食べるのが正しいかを常に考えていた私にとって、これはビビビとくるこたえみたいなものだった。そうか、強くなるために私たちは食べるのだ!そう考えたら、野菜も肉も魚もどんどん食べるぞという気持ちになった。何を食べたら強くなれるかなって考えただけでワクワクする。
今日はまかないで唐揚げ(かりっと揚げたサクサクのものを5つも!)をいただいたのだけど、本当に前向きな気持ちで食べることができました。
喫茶店の窓際の席で、お砂糖ミルクなしのコーヒーをすすりながら街行く人の姿を観察する。手帳を広げ、気付いたら書く、なんでも。
人のあり方とお金の流れを知るのに東京ほどいい街はない。
私たちはどこにいたって成長できる。
ソレハユメカナ
6時前に静かに家を出る。ありがとうの手紙とお菓子をのこして。
カンカンカンと踏切の音と同時くらいに、名前を呼ばれてそちらを見たら、一緒に働いていた方だった。私の姿が見えたから顔を出してくれたんだって、うれしいね。ちょっとだけ涙ぐむ。私は先へ進みます。
6時間電車に揺られ帰宅。
お父さんが駅まで迎えに来てくれる。
帰って2人仲良くつけ麺を作って食べる。トマトとスイカに塩をかけてこちらもうんと食べる。あかいものだらけ。
それから買い出し、おつかいです。
夕方本屋へ行く。
休日の本屋はとても賑わっていた。みんな本がすき。いいこと。
上から
変な人の書いた世の中のしくみ/斎藤一人
気づいた人から成功できる 「人」と「お金」の50のルール/〃
イヤシノウタ/吉本ばなな
ヒバナ 10
変な人〜はすでに読み始めているので、カバーを外してあります。ハードカバーも文庫も外して読む派。たまあに漫画なんかはカバーを外すと四コマ漫画が書いてあったりします、たまあに。凝っている本(ハードカバー)は外した瞬間ぐっとくるデザインのものがあって、「作り手自身、こんなに本を愛しているんだなあ」と思うと涙が出ることも。岡崎京子さんの ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね はさいこうです。
夜は立て続けに3件郵便物が届く。
・kinokotoのアームウォーマー
・お土産の川根大福
・沖縄のおばあからサーターアンダギー!!
大すきなピーナッツ菓子も入っていて、すぐにおばあへありがとうの電話。
サーターアンダギーは祖父の大好物でもあるので、おすそ分けをしに行く。夜9時くらい、ちょこんと座ってビッグコミックオリジナルを読んでいた。まあかわいいおじいさん。
お母さんとお風呂に入って、あがってから背中に薬を塗ってもらったり。私はしあわせ娘です。
自分の布団で眠る。天井があかい。